人気があるIT試験について

2017年12月16日

ちょっと日が空きましたが、日経ITProのサイトにて”昇進に役立つIT資格の第1位は?”というアンケート結果が発表されています。(全文閲覧するには会員登録が必要の場合があります)
 
 
日経ITProのサイトは示唆に富んだ記事が多数掲載されているため、購読している方も多数いることと思います。詳細はサイトをご覧いただきたいのですが、この中でプロジェクトマネジメント関連の資格が上位にランクインしているのです。管理人もひとこと。
 

“現在保有している資格”について

1ページ目の「現在保有している資格」では、次の通りでした。
 
 5位 : プロジェクトマネージャ (IPA)
  13位 : PMP
 
PMP試験は、”受験自体が大変 + 費用が高い”となるため、敷居が高いのでしょうか。保有者が思ったより多くありませんでした。

“読者が選ぶ最も役立つIT資格は…”について

クローズアップしたいところは2ページ目になり、「読者が選ぶ最も役立つIT資格は…」という段落です。
 
1位 : PMP
3位 : プロジェクトマネージャ (IPA)
 
両試験とも上位にランクインしています。”役に立つ”という定義が、「実務」、「昇進・昇格」、「転職」、「昇給や報奨金」の合計というすでに保持している方の得点合計でランクを決めています。
 
保有者としては少ないのですが、PMP試験、プロジェクトマネージャ試験(IPA)が”役に立つ資格”の上位に食い込んでいるということは、企業・組織としても保有者に対しての手厚い待遇を与えているということに他なりませんね。そうでなければ取得してよかったという感想にはなりにくいと思います。アンケートでは、個人的な観点から、保有している当人が”役に立つ”と判断されていることでしょう。
 
また、両資格を保持している社員は年齢的にも社内的にも中堅クラス以上かと思われます。実務も十分にこなしており、さらなる飛躍をするために資格取得をされたのだと思います。 

なぜ役に立つと判断されているのか

なぜ、プロジェクトマネージメント系資格が”役に立つ”と判断されているのでしょうか。それは、会社・組織として、プロジェクトマネジメントができる人材が必要とされていることが挙げられると思います。なぜプロジェクトマネジメントができる人材が必要とされているのでしょうか。(管理人の私見です。ちょっと強引ですが・・)
  • そもそもプロジェクトマネジメントができる社員が少ない
  • プロジェクトマネジメント失敗による、プロジェクトの仕損じが増加
  • そんな仕損じプロジェクトを”火消しできる”プロマネもいない
  • だからプロマネ資格持っていてプロマネできる社員は高待遇
また、プロジェクトマネージャ試験(IPA)よりもPMP試験の方が上位であることは、試験の敷居が高いことから、保有者自体が少ないため、取得者には高待遇が与えられること、と想像できます。これは、会社によりますので、何んとも言えませんけどね。

管理人の採点?

さて、そういう管理人も両資格を保持しています。そこで、このアンケートに習って採点をしてみましょう。各項目は100点満点とします。
 
資格名
実務
昇進・昇格
転職
昇給や報奨金
合計
PMP
70点
20点
未採点
30点
120点
プロジェクトマネージャ(IPA)
60点
20点
未採点
60点
140点

“実務に役立つか”という観点

以前にも書いたことの繰り返しになってしまいますが、感想としては、「じわじわと役に立ってくる」という感じでしょうか。プロジェクトマネジメント系の資格は、テクニカル系の資格とは違うので、実践ですぐに役立つ場合はそう多くありません。ただ、資格取得のために得た知識は、実務の端々に生きてきています。特に、PMPの考え方に関しては大きな感銘を受けました。そのため、PMP試験の方を高採点としています。

“昇進・昇格”の観点

30代までであれば、社内の昇格・昇級に絶対役立つはずです。絶対です、断言します。そうなると、70〜90点くらいは採点できるのではないでしょうか。残念ながら管理人はアラフィフなので、社内の昇格・昇級のレールからは外れてしまっています。そのため、取得したからといって昇進・昇級は特にありません。ただ、降格(!!)に対しては、保有することでブレーキをかけられると思い、両資格とも40点にしました。

“転職”の観点

管理人は、現在転職活動はしていないので、役立つかどうかわかりません。転職サイトなどを眺めてみましたが、これといって両資格に対するコメントが見当たりませんでした。
 
俗に言われていますが、資格は持っているに越したことはありません。最低限の知識は保持していると判断されるためです。ですが中途採用だと、職務経歴の方が重視されると思いますので、プロジェクトマネジメント系の資格があっても、実務でプロジェクトマネジメント業務をしていないと厳しいと思います。
 
特に、40代以降の中堅クラスの場合、実際に管理したプロジェクトの規模など重視されますので、未経験だと難しいでしょう。ただし、30代前後の若手の場合、プロマネ未経験であっても、資格を保有していることはアドバンテージです。

“昇給や報奨金”の観点

報奨金は出ました。ただ管理人が勤務している会社では、プロジェクトマネージャ試験(IPA)の方が、PMP試験よりも高額で、約2倍の開きがあります。(具体的な金額はご容赦ください)これは会社によって異なると思います。月額で資格手当がつく場合もあるでしょうし、一時金として獲得できる場合もあるでしょう。管理人の採点はその違いです。PMP試験の方が少ないため、低い採点としました。

まとめ

こうみていくと、プロジェクトマネジメント系の資格は、会社としても”取得してほしい”資格であることは確かではないでしょうか。特に、若手社員はぜひともプロマネスキルを早期に取得してください。テクニカル系を目指す方もです。マネジメントの考え方を体系的に学ぶことで、リーダになる頃に役に立つことと思います。
 
また、海外を視野に入れた方は特にPMP試験は有効です。海外企業が絡んだプロジェクトをマネジメントする場合など資格保持が必須のなる場合もありますから。
 
さて、管理人のようなアラフィフ社員はどうなのでしょうか。管理人は叫びます。アラフィフ社員こそ取るべきです。理由は本ブログの他の記事にも書いていますので、ぜひご覧になってください。