PMP試験:試験内容の考察

2017年12月16日

PMP試験について、試験内容の考察をしていきます。

別記事「PMP試験の特徴」にて大筋は記載したのですが、受験申請について多くを記載しました。

そのため、本記事では、実際の試験内容に関して考察していきたいと考えています。

なお、本ブログ記載時点では、PMBOKガイド第5版に基づいています。

PMBOKガイドの説明

これまで、特に説明もなく「PMBOK」という言葉を使ってきましたが、PMP試験の考察の前に、どのような意味なのかを確認してみます。

PMBOKガイドとは何か?

PMBOKガイドとは「プロジェクトマネジメント知識を体系化したガイドブック」のことです。ウィキペディアから引用します。

PMBOKガイドは、国際的に標準とされているプロジェクトマネジメントの知識体系(ガイド、手法、メソドロジー、ベストプラクティス)であり、建設、製造、ソフトウェア開発などを含む幅広いプロジェクトに適用できるプロジェクトマネジメントの基盤を提供する。

PMBOKガイドの構成

本記事はPMBOKガイド第5版に基づいています。

PMBOKガイドは、5つのプロセス群と10の知識エリアから構成されています。

この構成の中に、プロセスが47あり、各々、インプット、ツールと技法、アウトプットが定義されています。

その定義について詳細な解説がなされており、その内容について問われます。これだけではイメージがつかないと思いますので、図示してみます。

プロセス群と知識エリアのイメージ

縦軸が知識エリア、横軸が各プロセス群になっています。縦横軸が交差したところにプロセスがあります。

下図はあくまでもイメージです。そのためプロセスは例として一つしか記載していませんので注意ください。

PMBOKガイド第5版プロセスマップサンプル

プロセスのイメージ

プロセスは、インプット、ツールと技法、アウトプットで構成されています。

各々に対して詳細な説明があります。下図はあくまでもイメージです。そのため説明は一つしか記載していませんので注意ください。

PMBOKガイド第5版プロセスサンプル

このプロセスが47あり、各々インプット、ツールと技法、アウトプットから構成されています。

この内容を覚え込んで行くことが、最初のステップです。

PMP試験の考察

それでは、PMP試験について考察していきます。

PMI日本支部のウェブサイト

まずは、PMI日本支部のウェブサイトに、PMP試験の概要が記載されていますので、内容を確認してみてください。

PMI® 試験・資格について

以下、管理人の観点を含めて補足していきます。

試験方法

試験の方法ですが、指定の会場にて、コンピューターを使用して試験が行われます。

最初に操作方法についてトレーニングができます。トレーニング時間は試験時間に含まれません。

この試験方法は、IPAが実施しているITパスポート試験と同じような形態なのですが、CBT(Computer Based Testing)方式と呼んでいいのかはちょっとわかりません。

試験時間と途中退室

試験時間は4時間です。途中退室も可能です。また、4時間以内で試験を終了することも可能です。

4時間座り続けることは困難なので、トイレ休憩などで途中退室は必須かと思います。(しかし次項を読んでください)

出題数

出題数は200問です。ただし、そのうち25問はダミー問題となっており採点されません。

採点されるのは175問なのですが、どれがダミー問題かは全くわかりません。

200問を4時間(240分)で解くということになるので、1門あたりに費やせる時間は、なんと、1.2分という信じがたい時間です。

出題形式

選択肢が4つの選択方式です。しかし知識で解ける問題ばかりではありません。割合は高くないのですが、計算問題や、経路問題なども出題されます。

合格レベル

一説には正答率65〜70%と言われていますが、定かではありません。PMIからは一切そういう説明はありませんので。

合格発表

コンピューター試験なので、終了後、即判定され(実際は5分間くらいの待ち時間はありますが)合否が確定します。

この間、ドキドキものです。ただ、情報処理技術者試験のように2カ月待たされるということはないので助かります。

出題内容

PMBOKガイドを中心に出題されます。ただし、そのほかの文献からも出題されると明記されています。

PMI倫理規程などからも出題されるので注意が必要です。

出題範囲

前述のPMI日本支部ウェブサイトでは以下のように設定されています。(2017年8月時点 PMBOKガイド第5版が対象)

PMP試験出題分野と割合

PMBOKガイドの構成(前述)で記載した、各プロセス群が対象となっています。

このようなイメージです。

PMP試験出題分野と割合マップ

実行プロセス群はボリュームもあるので一番割合が高いですね。割合が高いからといって難易度も高いとは限りません。

管理人の感想では、計画プロセス群が難易度が高かったと感じています。

まとめ

海外の試験ということで、情報処理技術者試験とはかなり異なった試験形態です。

コンピューターを使用した試験方法も他試験(ITパスポート試験など)で経験していれば苦ではないのですが、初めてだと、やり方になれる時間も必要になるため、ますます試験時間が短く感じることでしょう。

1問あたりの解答時間が非常に短いとはいえ、4時間座り続けるのは体によくありません。

途中退室可能な時間配分を考える必要もありますので注意が必要です。

つらつらと書いてきたのですが、まずは、PMBOKガイドが何を言っているのかを理解することから始めねばなりません。

これにはやり方があります。勉強法や教材選びについてもこれから書いていきます。

 

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Posted by wpmaster