PMP試験申し込み-09:PM経歴

2017年12月16日

入力しますPMP試験の申し込みについて書いていきます。前回は「適格性ワークシート」の内容について説明をしました。

今回は、PMP試験申し込みの山場である「PM経歴」の登録方法について説明していきます。

なお、本記事は、「2017年10月」時点のウェブサイトを基準にしています。内容が変更になる場合がありますのが、その際はご容赦ください。

今回の説明範囲

今回説明する範囲は、次の赤太線で囲まれた部分です。「PM経歴」の登録方法について説明していきます。

PM業務経歴01

前回の続き

前回は、適格性ワークシートの確認を行い、「PM Experience」リンクをクリックしたところで終了しました。

適格性ワークシート03

「Experience Worksheet」画面に遷移します。

「PM経歴」登録の流れ

1.「Experience Worksheet」画面

「Experience Worksheet」画面に遷移します。この画面は入力したプロジェクトの累積月数・時間を表示する画面です。今は初期値なので何も登録されていない状態です。

PM業務経歴02

プロジェクトを追加します。「Add」ボタンをクリックしてください。「Add/Edit Experience」画面に遷移します。

2.「Add/Edit Experience」画面に遷移

「Add/Edit Experience」に遷移します。まず表示されるのは「Project Specific Information」画面です。

3.「Project Specific Information」セクション

最初に表示されるのが、「Project Specific Information」画面です。プロジェクトの固有情報を入力します。業務経歴として登録するプロジェクトの内容です。

各項目を説明します。

PM業務経歴03

Project Title

これから入力するプロジェクトの名前を入力します。必ずしも正確に入力する必要はありません。略称で大丈夫です。

管理人は「○○○ Project」のように簡単なタイトルを入力しました。

Start Date

プロジェクトの開始時期を入力します。開始年は、入力時点からさかのぼり8年以内であることが必要です。

Through

プロジェクトの終了時期を入力します。開始時期と終了時期の期間(月数)が累積されます。

Project Role

プロジェクトでの役割を選択します。選択肢は以下の通りです。特に問題がなければ「Project Manager」を選択してください。

【注意】「Other」を選択すると、詳細の入力を求められます。

  • Project Contributor
  • Supervisor
  • Manager
  • Project Leader
  • Project Manager
  • Educator
  • Consultant
  • Administrator
  • Other

Primary Industry

プロジェクトの一次産業を選択します。

【注意】「Other」を選択すると、詳細の入力を求められます。

  • Communications
  • Construction
  • Engineering
  • Finance
  • IT/Software
  • Manufacturing
  • Management
  • Resources
  • Service
  • Consulting
  • Education
  • Other

「Other」を選択した時の画面イメージです。テキストボックスが表示されることが確認できます。

PM業務経歴04

すべて入力したあと

すべて入力したあとは、「Save and Continue」ボタンをクリックします。

PM業務経歴05

「Organization Details」入力画面に遷移します。

4.「Organization Details」入力画面

この画面では、「Organization Details」と、「Organization’s Phone Number」を入力します。

先ほど入力したプロジェクト実施時点の、組織の詳細内容と電話番号の入力です。入力項目について説明していきます。

PM業務経歴06

Organization Details

Job Title

職名を入力します。管理人は「Project Manager」と入力しました。

Organization Name

会社名(組織名)を入力します。英字です。

Country

国名を選択します。日本であれば「Japan」を選択してください。

Organization Address

会社(組織)の住所を入力します。市区町村名は除いた部分を入力します。

City

市区町村名を入力します。

State/Province/Territory

都道府県名を入力します。

Zip/Postal Code

郵便番号を入力します。

Organization’s Phone Number

Country Code

国番号を入力します。日本であれば「81」です。

Area/State/City Code

日本であれば入力は不要です。

Phone Number

先頭の0を除いた部分を入力します。「03-1234-5678」であれば、「312345678」です。

Extension

内線です。入力不要です。

すべて入力したあと

すべての項目を入力したあとは、「Save and Continue」ボタンをクリックします。

PM業務経歴07

「Organization Contact」入力画面に遷移します。

5.「Organization Contact」入力画面

この画面では、「Organization Contact」と、「Contact’s Phone Number」を入力します。

PM業務経歴08

入力したプロジェクトを実施した時点の、組織連絡先の内容と電話番号の入力です。入力した経歴を保証する人と考えてください。通常は自分の上司にあたる人が該当します。

<注意事項>

  • PMIは経歴内容の確認のために、ここに記載された人に連絡をすることがあるようです。(電話、E-mailなど)
  • 管理人はそのようなことはありませんでしたが、念のため、記載する人(上司)に一言声をかけておいてください。勝手に名前を使うのは良くありません。
  • また、その方にとっても、いきなり英語で連絡が来たら、まともな対応はしてもらえないと思います。

それでは、入力項目について説明していきます。

Organization Contact

Contact Name

連絡先となる方の氏名を入力します。

Contact Relationship

入力者との関係を選択します。選択肢は次の通りです。上司に当たるのであれば「Manager/Director」が望ましいと思います。

  • Project Sponsor
  • Client
  • Manager/Director
  • Primary Stakeholder
Contact E-mail

連絡先となる方の、確実に連絡が取れるE-mailを入力します。

Contact’s Phone Number

Country Code

国番号を入力します。日本であれば「81」です。

Area/State/City Code

日本であれば入力は不要です。

Phone Number

先頭の0を除いた部分を入力します。「03-1234-5678」であれば、「312345678」です。

Extension

内線です。入力不要です。

すべて入力したあと

すべての項目を入力したあとは、「Save and Continue」ボタンをクリックします。

PM業務経歴09

「DOMAIN AREAS」入力画面に遷移します。

6.「DOMAIN AREAS」入力画面

この画面では、プロジェクトで従事した各プロセス群の従事時間を入力していきます。

次のような画面です。

PM業務経歴10

PM業務経歴11

プロセスは、PMBOKガイドのプロセス群と呼応しています。具体的には次の通りです。

  • Initiating the Project :立上げプロセス
  • Planning the Project :計画プロセス
  • Executing the Project :実行プロセス
  • Controlling and Management the Project :監視とコントロールプロセス
  • Closing the Project :終結プロセス

各々のプロセスで、どれだけの時間を実務に費やしたかを入力していきます。この時間数の合計が、基準時間数を満たしているかの材料として使われます。入力値は「時間」なので注意してください。

該当していないプロセスは0のままにしておいてください。それから、実態と異なる入力はしない方が良いと思います。

すべて入力したあと

すべての項目を入力したあとは、「Save and Continue」ボタンをクリックします。

PM業務経歴12

「プロジェクトサマリー」入力画面に遷移します。

7.「プロジェクトサマリー」入力画面

入力してきたプロジェクトのサマリー(概要)を入力します。ここの書き方が「監査(Audit)」で合格するかの分かれめとなる重要な部分です。次のような画面です。

PM業務経歴13

すべて英文での入力です。最小300字〜最大550字にまとめなければなりません。

記載事項として要求されている内容は、次の通りです。

  • プロジェクトの目的
  • あなた(入力者)の役割
  • 主な成果物、プロセス群に準拠しているものであること
  • どのようにしてプロジェクトをリード、監督してきたか

プロジェクトサマリーの記載方法は、別記事「PMP試験申し込み:業務経歴書の書き方」でサンプルを公開していますので、参考にしてみてください。

すべて入力したあと

下図で緑点線の箇所に入力文字数がカウントされていきます。規定字数を超えるまで入力してください。すべての項目を入力したあとは、「Save and Continue」ボタンをクリックします。

PM業務経歴14

これで、一つのプロジェクトの入力が完了です。「Experience Worksheet」画面に戻ります。

8.「Experience Worksheet」画面

「Experience Worksheet」画面に戻ります。

PM業務経歴15

先ほど入力したプロジェクトが登録されていることを確認ください。

管理人の例ですが、先ほど入力したプロジェクトでは、次のように入力しました。

  • 月数:24カ月
  • 総時間数:3850時間

くれぐれも実態と乖離(かいり)しないように注意してください。また、期間と従事した総時間数がアンマッチ(期間が短いのに総時間がやたらと多いとか)にも注意してください。

残り必要な月数と時間数は、高校卒業なので、次のようになっています。

  • 残月数=60カ月-24カ月=36カ月
  • 残時間数=7500時間-3850時間=3650時間

不足分があるので、このままでは申請できません。そこで規定値に達するまでプロジェクトを入力していきます。

9.規定値に達するまでプロジェクトを追加する

規定値に達するまで、プロジェクトを追加していきます。「Add」ボタンをクリックします。「Add/Edit Experience」画面に遷移しますので、次のプロジェクトを入力してください。

PM業務経歴16

また、この画面の各項目について説明します。

入力したプロジェクトを修正する場合

上記画面では、プロジェクト欄をつぶしていますが、本来、入力したプロジェクト名が表示されています。リンクになっているので、クリックすると修正ができます。(ピンク色の箇所)

入力したプロジェクトを削除する場合

緑細線に囲まれた「×」部分をクリックすると、そのプロジェクトを削除できます。

一時保存する場合

「Save and Continue」ボタンをクリックしてください。

10.規定値に達した場合

プロジェクトを追加していくと、規定値に達します。

「Still Need」のMonth、Hoursが0になっていることを確認してください。

PM業務経歴17

「Save and Continue」ボタンをクリックします。「PM Education」画面に遷移します。

まとめ

「PM Education」画面は次回説明します。