PMP試験対策:独学者向け学習方法(後半)

2018年11月13日

PMP試験対策として管理人が実施してきた学習方法を書いていきます。別記事にも書いたことがありますが、ちょっとアバウトだったので、もう少し具体的に書いてみます。

管理人は独学方式での受験を考えていたので、独学方式でPMP試験に合格しようという方の参考になれば、うれしい限りです。

今回は、PMP試験対策の後半について書いていきます。

管理人のPMP試験学習内容(後半)

別記事「試験までに費やした期間」でも記載しましたが、次のスパンでPMP試験対策を行いました。管理人は、IPA情報処理技術者プロジェクトマネージャ試験も並行で進める方針をとりましたので、このような期間です。

管理人が試験までに費やした期間

管理人が試験までに費やした期間の時間配分

進め方としては、試験日が固定されているIPAプロジェクトマネージャ試験(以降IPA-PM試験)を優先的に対策し始めました。それを補助するかたちでPMP試験対策を始めたのです。

そのため、PMP試験に絞って学習されている方よりも長い期間を要しています。

なお、本記事ではこの範囲を書いていきます。

独学者向け学習方法(後半)範囲

5カ月目(2017年5月)

IPA-PM試験の受験が終わりましたので、PMP試験対策に本腰をいれ始めました。ここからは、100%PMP試験に注力します。想定した学習時間(1週で24時間)を使います。

引き続きPMPパーフェクトマスターを読み込む

2周目が完了した段階で、すぐ3周目に突入しました。今回は本文は流し気味にして、章末の確認問題を解くことを中心に進めました。

確認問題は、章を読んだ直後に行うので、正答率は悪くありませんでした。このままだともうすぐ試験を受けても良いかと思い始めました。この頃、PMP試験の申し込みをしました。

模擬試験200問を解く

3周目が完了したので、巻末についている模擬試験を解くことにしました。200問なので本試験と同等のボリュームです。一応時間を計測して実施しました。

結果に愕然(がくぜん)

確認問題ではそれなりの結果だったので、楽勝と思っていたのですが、解いていくうちに、その考えは誤りであることに気づかされました。

”問題文の意味がわからない問題”が半分くらいあるのです。本試験では、勘で答えても合ってれば結果オーライなのですが、学習中なので勘で当てたとしても意味がありません。

結果半分もできませんでした。正解は200問中90問程度でした。勘で答えたものは除いています。

対策を考える

やはり、PMBOKに対する理解が足りないようでした。そこで次の対策を取ることを考えました

  • 苦手分野を克服する。
  • 各プロセスのITTO(インプット、ツールと技法、アウトプット)を確実に暗記する

苦手分野を克服する

管理人の苦手分野は、計算問題(EVM)や、PDM経路図でした。ここはとにかく公式を覚えて計算問題を解くことを重視しました。

各プロセスのITTO(インプット、ツールと技法、アウトプット)を確実に暗記する

とにかく、たくさんの用語が出てきます。各プロセスで何をやるのか、といったところは読んでいればある程度わかってくるのですが、ITTO(インプット、ツールと技法、アウトプット)の内容を問われると記憶が曖昧で、正しい解答が導き出せません。

そこで、ITTO(インプット、ツールと技法、アウトプット)をひたすら手書きをしました。とにかく概要をおさえることと、各プロセスでのつながりを意識して理解するよう努めました。

しばらくすると、プロセスの流れが見えてくるようになりました。流れを意識することで、さらに理解が進んだ気がします。

再度、動画講義を視聴する

さらに、理解を深めるために、動画講義を再度視聴することにしました。なかなか理解できないところがあるので、最終的にな視聴回数は4回です。ただし、時間短縮のために、倍速で視聴しました。この”繰り返す”、ということは、大いに効果があったと思います。

管理人が視聴した動画講座は次のリンクです。参考にしてみてください。

【前編】合格率90%以上! カリスマ伊熊講師の「PMP®資格取得対策講座」(第6版)

【後編】合格率90%以上! カリスマ伊熊講師の「PMP®資格取得対策講座」

2018年8月4日追記:
『合格率90%以上! カリスマ講師 伊熊昭等の「PMP資格取得対策講座」』 は、PMBOKガイド第6版に対応していません。残念ながらこの追記記事を記載している段階では、第6版対応のコースは用意されていませんでした。対応次第、本記事に追加します。

2018年11月11日追記:
カリスマ猪熊講師のPMP講座がついに第6版に対応しました。詳細はリンク先を参照してください。相違点を記載しておきます。

  • 第5版対応講座は「7講座」あったのですが、第6版対応講座からは「前編・後編」の2本立てとなりました。受講しやすくなっているのではと感じました。
  • PMP受験資格であるPDU(事前学習時間35時間)は、前編と後編の2講座の受講が必要です。
  • 価格は前編・後編とも、21,000円となっています。両講座を受講して総額42,000円です。第5版向け講座と総額は変わりありません。

ウェブサービスも始める

一日でも長い学習時間を占めている通勤時間を有効利用するには、どうすれば良いかも検討しました。最初はPMPパーフェクトマスターを読んでいましたが、さらに問題を多く解くためにはどうすれば良いかを検討しました。

そこで探したのが「プチマナ 【第5版完全対応!! 】PMP試験対策」です。(別記事「PMP試験対策:かかった費用」に詳細を記載しています)

2018年8月4日追記:
「プチマナ 【第5版完全対応!! 】PMP試験対策」は、第6版対応版が最新です。以下にリンクを記載しますので参考にしてみてください。

【第6版完全対応!! 】PMP試験対策・基礎編

【PMBOK(R) 第6版完全対応!! 】 PMP試験対策・合格編

有料ですが、基礎編と合格編を合わせると約1000問の問題があります。これを利用して、通勤時間に多くの問題を解くように努めました。

最初は解けませんでしたが、この「【第5版完全対応!! 】PMP試験対策」は、解説がしっかりと書かれているので、それを覚えるよう努めました。

PMBOKガイドを読む

PMPパーフェクトマスターは、PMBOKガイドから主要な部分を抜粋して解説・編集されています。他の参考書も同じだと思います。ひととおり参考書を通読したあと(管理人は計4周しました)は、直接PMBOKガイドに目を通して見るのも良いと思います。

PMBOKガイドもそれなりに分量があり、参考書のようなわかりやすい解説もないため、とっつきにくいところもありますが、参考書に書かれていない部分もありますので、時間があれば目を通すメリットはあります。

6カ月目(2017年6月)

模擬試験200問を解く

再度、模擬試験問題に挑戦しました。さすがに前回よりは点数は上がってました(200問中140問くらい正解)が、まだまだです。

PMPパーフェクトマスターには、”合格には最低でも8割くらいの正答率が必要である”と記載されているため、さらに学習が必要ということがわかりました。

PMIの考え方になじむ

ある程度の問題をとき、解答を読んでいると、非常に重要なことが見えてきます。それは、”PMBOKの考え方”で問題を考えなければならないということです。

一般常識とは違った考え方が必要な場合があります。また、米国の考え方も含まれているので、なじみがない解釈の仕方をしていたりします。特にセクハラの問題や、金品授受の問題などです。

PMP試験では、PMBOKが唱える、プロジェクトマネージャのあるべき姿で考えないと正解にたどり着けない問題が多数出てきます。なじむためにも、解説に記載されている内容を、よく理解する必要があります。

特に、このあるべき姿論は、PMP試験の参考書にはあまり出てこない部分です。PMP試験もPMBOKガイドから全ての問題を出すとはいっていないのです。

対策のために、PMI倫理規程を入手して読んでおくことをお勧めします。PMIの唱える、”プロジェクトマネージャのあるべき姿”、”考え方”、”振る舞い”、が記載されています。次のウェブサイトから入手できます。PMI会員でなくてもダウンロードが可能です。

PMI倫理・職務規定(PMI日本支部のウェブサイト)

繰り返し模擬試験200問を解く

ひたすら、暗記と問題演習に明け暮れている毎日を過ごしています。

4回目の模擬試験200問(同じ問題を何回も繰り返していますが)で、8割の正答率を得ましたので(何回もやっているから問題を覚えてしまいました)、正式に受験日を決定しようと思いました。

受験申請は、もっと以前に行ってました。考えが甘かった頃です。

まとめ

管理人は、トータルで6カ月間くらいの期間を要しました。PMP試験に最初から注力していれば、もっと短い期間で合格までたどり着けたかもしれません。

前半編でも書きましたが、IPA-PM試験と並行して行うことは、負担にもなりましたが、結果として両方合格できたことで、その苦労は報われました。

プロジェクトマネジメントスキルのアップを考えている方は、ぜひともチャレンジしてみてください。取得した後の見違えるような? 自分に出会えることでしょう。

ながながと学習方法について書いてきましたが、少しでもこれからPMP試験を受験しようという方の参考になれば幸いです。

 

PMP試験

Posted by wpmaster