PMP試験対策:試験日
PMP試験当日について書いていきます。管理人が、見たこと、感じたことを列挙していきます。俗にいう体験談ですね。
管理人は東日本の住人なので、東京会場の話ですが、ご容赦ください。
試験会場へ
会場は、PROMETORIC社の「御茶ノ水ソラシティテストセンター」でした。場所はこちらです。
「御茶ノ水ソラシティ アカデミア5F」という場所です。きれいな建物です。
リンクにも書いてありますが、入り口が微妙なところにあるので、気をつけてください。
管理人は午前の部で受験しました。注意点は次の通りです。
- 9:00からの試験を予約したので、8:15くらいに受付に着くようにしました。
- 食事は取っておいてください。ペットボトルも持ち込めません。管理人も事前に食事をとっておきました。
総合受付
会場に着くと、フロアに総合受付があるので、そこでPMP試験を受けに来た旨を伝えます。
次のような手順でした。
- 総合受付で、身分証を提示します。受付係りにて、確認を受けます。
- 確認が終わると、身分証を返却され、番号付の書類一式を渡されます。セキュリティチェック、PCの操作法が記載されているものです。
- 待合室で待つよう促されるので、待合室へ向かいます。
身分証の提示を要求されます。
管理人はパスポートを所持していなかったので、「運転免許証 + クレジットカード」の組み合わせで提示しました。
この本人確認は、二次受付でも要求されます。
待合室
待合室へ向かうことにします。同じフロアで、すぐ近くです。
ロッカーを使う
荷物はロッカーに入れるよう指示されます。
注意点は次の通りです。
- ロッカーは、空いている場所どこを使用しても大丈夫です。
- ロッカーは、細いタイプです。荷物が多い場合、入り切らない可能性があるので注意が必要です。
呼ばれるまで待つ
- ロッカーの前で待たされる(番号呼ばれるまで、10分弱か)
- 座る場所は一応ありますが、ほかの受験者でいっぱいの可能性もありますので、座れないときは諦めましょう。
- 番号を呼ばれるまでしばらく待つので、受付で渡された書類を眺めています。
二次受付
番号を呼ばれるまで、待合室で待ちます。ほかの受験者もいますので、静かに待ちましょう。
各種チェック
番号が呼ばれると、各種チェックを受けます。
身分証による本人チェック
身分証による本人チェックを受けます。
総合受付で提示した身分証を使います。管理人は「運転免許証 + クレジットカード」の組み合わせです。
チェック内容は、総合受付でのチェックより厳しいものでした。
セキュリティチェック
次に、セキュリティチェックを受けます。次のような内容でした。
- 金属探知機のようなもので、全身をくまなくチェック。
- ポケットの中(上着、ズボンとも)裏返しにして、何もないかチェック。
- 上着を「袖まくり」して、なにも異状がないことをチェック。
- スボンを「すそまくり」して、なにも異状がないことをチェック。
事前に渡された書類にチェックする内容は記載されています。しかし、実際に受けるとなにやら緊張して来ました。
ここまでチェックするということは、それほど不正が多いのでしょうか。
メモを渡される
各種チェックを受けたあと、試験会場への持ち込み品を渡されます。
次の物品です。
- A4サイズのメモ用紙4枚つづり(ホチキス止)
- 鉛筆2本
メモ用紙はバラしてはダメのようです。
鉛筆はきちんと削ってありました。
試験会場入り
いよいよ、試験会場へ入ります。次のような流れです。
- 試験会場に入る前に、受付で、用紙に入室時間を書くよう指示されます。
- 試験官に先導され、席順を教えられて席まで案内されます。
- 席に着いたら、PC画面の前で自分の名前が表示されていることを確認します。
- 確認して間違えがないことを確認します。試験官はそこで戻ります。
試験開始
試験開始です。
- 9時から開始の予定でしたが、席に着いたのは9時前でした。着いたところから、試験開始のカウントになるようです。
- 机にはヘッドホン型の耳栓が用意されています。
- 机の上には、身分証のみ置いて良いことになっていました。
- もちろん、受付で渡されたメモ帳と鉛筆も置いてOKです。
途中退室
試験時間は4時間と長丁場ですので、途中退出可能です。次のような手順で途中退室できました。
- 机の上に置いてある、「身分証(本人確認証)」持参して、受付へ向かいます。ほかの試験者もいるので、静かに移動しましょう。
- 受付で、退出時間を用紙に書くよう指示されますので、その通りに時間を書きます。
- 受付係りから「首下げホルダ」をもらいます。それを身につけて、トイレへ行きます。
- トイレから戻ってくる。受付にて、入室時間を書いて、自席に戻ります。
わりと簡単に途中退室できます。管理人は2回ほど途中退室しました。
試験内容
試験内容について感じたことを列挙してみます。
環境について
- 机の広さ、椅子とともに申し分ありません。
- しかし、他の試験区分受験者のキーボードをたたく音がうるさいので、ヘッドホン型の耳栓は必須です。ただし、きつめなので、長時間着けていると耳の周りが痛くなりました。
- 試験用のPCは、大画面で見やすいものでした。
- しかし、問題文が長文の場合、縦スクロールしなければならないので見づらいこともあります。
ヘッドホン型耳栓はつけた方が良いでしょう。慣れるのにこれまた時間がかかりますが、キーボードをたたく音が結構うるさく、気が散ります。
試験問題について
- とにかく日本語がおかしい問題が多いことに驚きました。他の方の体験談通りでした。
- そのため、試験に慣れるのに時間がかかります。
- 試験問題の文章も独特の言い回しで、普通の日本語とは何かが違う感じがします。うまく言い表せないのですが。
- 試験問題特有の言い回し、単語が多く、慣れるまで時間がかかります。
- 試験の画面も、上段が日本語訳で、下段が英文となっています。そして、解答チェックするのは下段の英文側です。そのため、間違えてチェックしてしまう可能性があるので注意が必要です。
- 管理人が受験したときは、計算問題が少なく感じました。全部で4〜5問くらいの出題でした。
- 模擬試験や問題集のような「わかりやすい問題」は、2〜3問位だったように感じました。それくらい変な日本語です。
- 暗記問題というより、プロマネとして「この状況の場合、どのように行動するか」を問う問題が多かったように感じました。
- 何を言っているのか、何回読んでもわからないのが4〜5問程度ありました。やむを得ないので、英文側を読んで見当を付けようと試みましたが、きびしいところです。
- そんな調子なので、200問解き終わるのに、2時間40分くらいかかってしまいました。200問を一回りした時間です。この段階では、すべての問題を解答したわけではありません。2割くらいは未解答の状態です。
- 結局、時間が足りず、見直しは全問できませんでした。
- ただし、わからない問題も含めてすべての問題に解答チェックをしました。
試験終了
試験終了です。
- 4時間たつと自動的に終了します。無慈悲です。
- アンケート(英文)を答えるか聞いてきます。断る理由もないので、回答することにします。
- 採点されるのに5分くらいかかります。その間アンケートに回答します。時間つぶしですかね。
- 採点が終わると、画面に結果が表示されます。
- ENDボタン押下で試験終了です。
試験場退出
画面で試験終了となったら、受付に戻りましょう。次の流れです。
- 身分証と、開始時に渡されたメモ用紙一式と鉛筆を持って、受付に行き返却します。
- 結果レポートを印刷してもらいます。
- それをもらって終了です。
- ロッカーにて自身の荷物を持って、会場を後にします。
まとめ
管理人は東日本の住人なので、東京会場についての話だけとなってしまいました。大阪会場は申し訳ないのですが、どなたかのレポートを参考にしてください。
試験を受けるまでは、4時間の試験時間は非常に長いと思っていました。しかし、実際に受けてみると「もっと時間が欲しい」と思うほど、時間が足りません。
理由は次の通りですね。
- CBTに慣れるのに時間がかかった
- 問題文の日本語の理解に手間取った
みなさんも可能な限り、1回で合格できるよう準備してください。管理人はもう二度とこのような試験は受けたくありません。
IPA情報処理技術者試験とはまた違った疲労感が溜まった気がしました。
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