PMP試験対策:PMI会員になるメリット
PMI会員について書いて見たいと思います。会社負担で受験される方は、会員になるメリットが、あまりないかもしれません。受験料などは会社負担で払ってもらえるからです。
しかし、独学方式&自腹受験の場合はそうはいきません。メリットと会員になる費用負担をよく検討し、天秤(てんびん)にかけて判断をする必要があると思います。
管理人は悩んだ結果、会員になるメリットが大きいと考えて、会員になることにしました。
PMI会員の概要
まずは、PMI会員とは何か、概要を書いて見ます。メリットに関しては、管理人の観点ですのでご注意ください。
PMI会員になるメリットは何か?
- PMP試験の受験料が安く済む(初回時も、再試験時も両方とも)
- PMBOKガイド(PDF版)がダウンロードできる(日本語版も、英語版も)
- PMI発行の書籍が割安で買える。
- さまざまなセミナー・講演会に割安で参加できる。
PMI会員になるためには
- 本部会員と日本支部会員があります。
- 日本支部の会員になるには、本部会員になる必要があります。
- PMI本部のウェブサイトから申し込みします。
- 本部会員は英語サイトです。
PMI会員になるための費用
PMI会員は、本部会員と日本支部会員があります。日本支部会員は、本部会員になってからでないと会員登録できません。本部会員だけだと、メリットが限定されてしまうので、日本支部会員になることを前提として、話を進めていきます。
初回(189USドル)
- 本部会員として
- 129USドル + 10USドル(入会金)
- 日本支部会員として
- 50USドル
更新(1年単位で179USドル)
- 本部会員として
- 129USドル
- 日本支部会員として
- 50USドル
PMI日本支部のウェブサイトから、入会金の一覧を抜粋します。
PMIのwebサイトへのユーザー登録とログインについて
(PMI日本支部のウェブサイトへリンクします)
PMI会員になるメリット
PMP試験の受験料が安く済む
PMP試験を受験するには、2つの方法があります。
- PMI会員になってから、PMP試験に申し込む
- 会員にならずに、直接、PMP試験に申し込む
PMI試験・資格について
(PMI日本支部のウェブサイトへリンクします)
初回受験時は、PMI会員の場合、非会員(一般)と比較して、”150USドル”も割安です。さらに、再受験になった場合には、PMI会員は、非会員(一般)よりも、”100USドル”も割安になるのです。
PMI会員(本部+日本支部)に入会した場合は、189USドルかかってしまいます。
しかし、”再受験”の時を考えて(一回で合格できる自信がなかったため)どちらが良いものか? 結構悩みました。
PMBOKガイド(PDF版)がダウンロードできる
管理人は、これだけでもメリットがあると感じました。PDF版なので、書籍版に比べると使い勝手は悪いのですが、電子書籍の一つだと捉えて、タブレット(管理人はiPadPro9.7でした)で読みました。
いろいろ制約があるPDF版ですが、参考書にはない、PMBOKの息遣いを感じられます。
ちなみに、英語版や、他言語のPDF版もダウンロードできるので(何回でも)、試しに管理人は英語版もダウンロードしてみました。
PMP試験は基本は英語で、日本語訳が補助として表示されるという形式なので、一応原本も見ておこうと思いました。しかし、これはあまり役に立たなかったようでした。
非会員(一般)の方は、このメリットを享受できません。PMBOKガイドを読もうとすると、書籍版を入手する必要があります。
参考書のみでも十分問題はありませんが、一歩先に行こうとするならば、PMBOKガイドを直接読んでみることをお勧めします。
PMI発行の書籍が割安で買える
一例です。
ブックストア
(PMI日本支部のウェブサイトへのリンク)
PMBOKガイド第6版の価格です。日本支部会員だと割安になっています。
管理人はPMIの書籍を購入したことはありませんが、PMBOKガイド以外にも興味をそそるタイトルがそろっているので、余力が出たら購入してみようと思います。
さまざまなセミナー・講演会に割安で参加できる
管理人は参加したことがありませんが、PMI日本支部では、結構な頻度でセミナーや講演会など開催しています。
非会員(一般)の方も参加できるようですが、PMP試験の受験料と同じく、会員と非会員(一般)で、参加料に結構な開きがあります。
PMP資格取得後の、維持のために”PDU”を取得していく必要があるのですが、そのPDU取得方法の一つに、セミナー・講演会の受講という手段があります。
非会員(一般)の方だと、参加料の差が重くのしかかってくると思います。これは、自腹会員の方のみ該当する内容ですね。
会社負担の場合、このPDU取得費用に関しても、会社負担だと聞いたことがあります。
PMP取得者は、会社にとっても必要な存在だと思いますので、取得は自腹でも、更新は会社負担にしてもらえるよう頼んで見ても良いかもしれません。
まとめ
独学方式の道を選択した管理人は、いろいろなことを調べながら進めてきました。
受験料も自腹なので、どうすれば安く受験できるかについて調べた結果、結果として、PMI会員になることを選択したのですが、メリットはあったと思います。
この記事をご覧の方で、これからPMP試験を受験しようと考えているならば、PMI会員になることも検討してください。
会社負担で受験される方も、PMBOKガイドをダウンロードできるメリットはそれなりにあると思います。
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