プロマネ資格を取得して約1年経ったけど・・

早いものでプロマネ資格を取得してはや一年。管理人は取得してからの一年間を振り返ってみます。

何を取得した?

管理人は、一念発起してプロジェクトマネージャ関連の資格を取得しました。

  • IPAプロジェクトマネージャ試験
  • PMP(Project Manager Professional)

いま思えば、年甲斐もなくムチャしたような気がしてきます。取得までの経緯は、ほかの記事をご覧ください。

それでは、達成できたか、見て行きたいと思います。

初心を振り返ってみる

さて管理人がなぜ、資格取得を試みたのか? それは次の要因でした。

  • 無資格アラフィフ社員の汚名を返上したい。
  • プロマネとして活躍したい。
  • できれば収入を増やしたい。

今となってみると、甘い期待感が漂ってますね。

無資格アラフィフ社員の汚名を返上したい

管理人は、当時無資格のIT技術者でした。SEとしての資格はもちろんありません。ましてやプロママネ関連の資格など・・・

資格不要論を一人で吹聴していた、いま考えてみると「お子ちゃま」のようなものでした。滑稽なものですね。側から見ると、「痛いオッサン」にしか写っていなかったのではないでしょうか?

事件が・・

そんな管理人ですが、一つ事件がありました。今まで書いたことはありません。ちょっと長いですが書いてみます。

無資格でしたが、それなりにプロマネの仕事をこなす日々が続いていました。トラブルもありましたが、想定内で納めてきていたので、資格を取得する必要などないと考えていました。まあそのような時間もなかったのが現実ですが。

そんな中、ある製造業の会社でのビッグプロジェクトの話がありました。社でもプロマネ候補が選定されていました。しかし、相手の会社のプロマネ条件として「PMP取得者」という項目があったのです。

管理人もその候補の一人としてノミネートされるはずでしたが、PMPを取得していないということで、選定対象になりませんでした。

選定されたのは、30代中盤のPMPを取得しているプロマネです。彼が若手の頃は、管理人がいろいろと面倒見てきたものですが、いまや管理人を凌駕(りょうが)する実力? いや資格を持ったプロマネに成長していたのです。

そのプロジェクトのフォーメーションは、彼が筆頭のプロマネで、管理人はプロマネ補佐という立場に納まりました。

納得いかなかったのですが、上司に経緯を聞いたとき、正直悔しかったものです。なにが違うのか? 経験は管理人の方が上回っている(気がする)。するとやはり資格か・・・

確かに、お客の要望は「PMP取得者」なので、管理人は選定から外れることは否めません。しかし、悔しい。

プロマネとして活躍したい

先ほどの事件を契機として、プロマネとして活躍するにはどうすれば良いか?と考え始めました。実績・経験はそこそこあると思ってましたが、それを具体的に証明する方法がありません。

口でいくら言ったところで、客観的に証明する手立てがありません。資格を取る以外に何か方法がないかを模索しましたが、結局資格を取るのが一番手っ取り早いということに気づきました。

できれば収入を増やしたい

これはちょっと色気が出ている感じがしますね。世間ではPMP取得保持者の年収はxxx万円以上などともてはやされています。それに乗じるわけではありませんが、もしかすると・・・と思いました。

それならば、取得してみることもやぶさかではないかな、とちょっと感じてみた次第です。

変わったことは何か?

それでは取得して1年。変わったことはなんでしょうか?

  • 観点が変わったこと
  • 言い訳できなくなったこと

観点が変わったこと

これが一番実務上大きかったですね。

体系的な観点を得たこと

今まで漠然としていたことが、一本の糸で通したようにつながっていきました。断片的に持っていた知識が、体系的に学ぶことによってつながっていくことを感じました。

「知識がつながっていく」ということは気分がいいもんです。「学習したことが実務に役立つことはないだろう」と考えていた自分が恥ずかしいですね。

プロジェクト全体を見通せるようになったこと

そして、知識が繋がっていくことによって、プロジェクト全体を見通せるようになりました。

今までだと、先が読めずに、その場その場の「場当たり的な対応」に終始していました。

しかし、全体を見通せるようになったことで、先回りして考えたり、後続工程への影響に関して「余裕をもって」考えられるようになったりしました。

プロジェクトの将来を、ある程度予測できるようになったということです。

予測できるようになるということ

この予測ができるようになったことは大きいですね。具体的には「リスク・マネジメント」です。PMP取得して実務に一番役に立ったのではないかと思えるのが、この知識エリアです。

もちろん、そのほかすべて役に立っていますけどね。「特に」です。

言い訳できなくなったこと

何を言っているかわからないという方もいると思いますが、資格を取ったことで言い訳ができなくなりました。

今までは、資格を持っていないということで逃げ道があったように思えました。何かあっても、「PMP持ってないし・・」と言ったような逃げの気持ちがありました。

しかし、PMP取得者と自ら名乗ることで、退路を断たれたような状態になりました。周りはそういう目で見るからです。

プレッシャーがかかってきました。

これは自分にとってよかったことと感じています。プロとして「逃げ」があってはダメですし、「PMP取得者として振る舞うこと」を自分に強制することで、さらに自分を磨けると思うからです。

変わらなかったことは何か?

さて、実は変わらなかったことも多くありました。次の点は変化ありませんでした。

  • 収入
  • 職務権限

収入

これは想定通りですね。同じ会社にいるのだから、急に変わるわけはありません。実績を積んで転職でもすれば話は違うのでしょうが・・

職務権限

一般的な話ですが、資格をとったところで管理職になれるわけではありません。あくまでも昇進のための手段の一つというところですね。

管理人の勤務先も同じです。特に何かが変わったことはありませんでした。

目的は達成できたか?

いろいろと書いてきたのですが、結局当初想定していた目的は達成できたのでしょうか?

一言で言うとこんな感じ

50%達成!

理由

汚名を返上できたけど、プロマネとしては発展途上、収入は増えていない。

プロジェクトに例えるなら

これがプロジェクトだと仮定した場合、失敗プロジェクトになってしまいますね。なぜなら、目的が半分しか達成できていないからです。

半分しか目的が達成できないのであれば、お客から「ダメプロマネ」の烙印(らくいん)を押されてしまいます。

精神面で得たものが多い

精神面では得たものは多かったですが、実利として得たものは少ないのが正直なところです。

まあ、取得してから1年ですので、こんなもんでしょうかね。

それでは、また1年後に振り返りをしてみます。

PM

Posted by wpmaster