IPAプロジェクトマネージャ試験対策:学習方針をきめる
今回は、IPAプロジェクトマネージャ試験対策に関して、試験に向けての「学習方針をきめる」ことについて、書いていきます。
学習方針をきめることは今後の試験勉強を左右する大きな決断です。よく吟味・比較して決定してください。
アラフィフ平社員にとっても一発合格できるか? 極めて重要なところです。
学習方針をきめる
目標を決めたあとは、次に学習方針を決めましょう。
通学・通信教育などを利用する方法や、独学で進めていく方法があります。どちらにもメリット・デメリットがあります。
管理人の主観ですが、次のように考えられます。両者を比較すると、双方、良し悪しがあります。
通学・通信教育を選ぶ場合(通学・通信教育方式)
管理人は、通学・通信教育を選択しませんでした。そのため抽象的な内容になっていることをご容赦ください。
独学方式との比較のためにあえて書いてみました。経済的・時間的に余裕があればこちらを選択した方が良いかもしれません。
ある意味レールの上を進んでいけば良いからです。そして合格者の実績も多いでしょう。
環境は整っています。あとは自分次第ということでしょうか。
学習の進め方
- 選択した学校や通信教育会社のカリキュラムに沿って勉強する。
- 教材は、学校指定のものを使い続けるのがよい。
- ほかの教材・参考書などに目移りしないで、選んだ学校・会社の方針に沿って続けることが重要
メリット
- 学校・業者のカリキュラムがしっかりしているので、ある程度流れに乗っていけば力がつく。
- 独自の教材があるので、それをしっかりやれば力がつく。
- 論文や記述試験の添削をしてくれるので、独りよがりにならない。(これは重要)
- 模試試験なども実施しているので、本番の雰囲気が十分につかめる。
- 通学であれば、先生と直接話せるので質問なども簡単にできる。
デメリット
- 受講費が高額である場合が多い。
- 通学の場合、授業時間が指定されているので、時間が不規則だと受講するのが困難。
- 通学の場合、大都市圏でしか実施していないので、地方住人は受講が困難。
- 通信教育では、意志が強くないと継続するのが難しい。(これは独学も一緒ですが)
独学を選ぶ場合(独学方式)
大多数の方が、独学方式になることと思います。学習方法は千差万別で、受験者の数だけ方法があると言っても良いでしょう。
管理人が進めていく上で感じたことを書いていきます。
学習の進め方
- サポートはないので、自分で情報収集する。
- 情報処理技術者試験に特化した受験用ウェブサイトが数多くあるので参考にする。
- ウェブサイトだけではなく、書籍版の参考書を購入する。(メリットあり)
- 参考書に記載されている進め方を参考にして、自分のペースでスケジュールを立て実施していく。
メリット
何と言っても、自分のペースでできることです。しばられるのが苦手な方はこの方法しかありません。
また、通学・通信教育の場合、授業スタイルや教材が自分に合わない場合、不幸なことが起こります。大金を払ってやめてしまう方がどれほど多いことか・・・
- 進め方、ペースは自分で決めるられる。
- 好きな時間・場所で勉強できる。
- 教材を自分で選べる。
- 通学・通信教育方式より費用が安く済む。
デメリット
メリットであげたことが、そのままデメリットにつながってしまうことが痛いところです。
- 進め方を自分で決めていかなければならない。
- 質問できる相手がいない。(質問サイトなどもあるのですが・・)
- 論文試験・記述試験も自己流になってしまう。添削サービスなどないので。
- 一人で勉強を進めていくため、モチベーションを保つのが難しい。
管理人の場合(参考)
参考ですが、次の制約から、管理人は独学の道を選ぶしかありませんでした。このような境遇の方も多数いることと思います。
- 地理的制約
- 経済的制約
- 時間的制約
管理人は地方在住のため、地理的・時間的に通学方式は困難ということで除外しました。
通信教育方式は、いろいろ比較したのですが、高額であることから諦めました。
結果として独学方式しか選択肢はありませんでした。
独学で進むことを決めた方へ
独学で進むことを決めた方は、強い意志を持って取り組みましょう。行く手を阻むものはどうしても出てきます。
独学方式の困難なところ
独学方式で困難なところを挙げろといえば「第三者との関わりがない(少ない)」点があげられます。
- 自分のレベルがわからないので、何から手をつければ良いのかわからない。
- 勉強を続けていても、合格レベルに達しているのかわからない。
どうやって克服するか
ちょっと大げさでしたかね。第三者と言っても、通学時の講師や、通信教育の添削者などですからね。
ちょっと寂しいところもありますが、独学方式でも克服する方法はあります。管理人が取った方法です。
- 良質な参考書を選択すること
- 参考書に従い進めていくこと
- 過去問を使い倒すこと
第三者の助けを借りなくても十分やっていけます。具体的な方法は、次回以降の記事で書いていきます。
まとめ
通学・通信教育方式と独学方式を比較してみました。
みなさんご自身の置かれた環境や境遇と照らし合わせて、何が最善かを十分検討して決めてください。
制約が多く、管理人のように独学方式を選ばれる方も多数いることと思います。独学方式がデメリットだらけと思わせてしまったかもしれません。
そんなことはありません。大多数の受験者は独学方式を選んでいます。
そして合格されている方も多数います。管理人も独学で進めました。PMP試験も同様です。
やり方のコツがわかれば十分対応できます。あきらめずに立ち向かっていきましょう。
- 「IPAプロジェクトマネージャ試験対策:全体の流れ」へ戻る
- 前の記事「IPAプロジェクトマネージャ試験対策:目標を立てる」へ戻る
- 次の記事「IPAプロジェクトマネージャ試験対策:教材選択の方針」へ進む
ディスカッション