プロジェクトマネージャ資格取得後に変わった3つのこと

別記事で、プロジェクトマネージャ資格取得後のメリットなどを書きました。

IPAプロジェクトマネージャ試験の合格後約半年、PMP資格取得後、約2カ月ですが、取得したこと(学習したこと)で業務上の変化について書いてみます。

何か変わったことはあるか?

社内的には?

資格を取得したからと言って、すぐ社内制度(昇進など)に影響を与えるような変化はほとんどありません。資格取得後の一時金が出ただけです。

まあ、当然といえば当然ですね。まだ目に見える実績が出ていませんから。一般的な会社組織では普通のことでしょう。

それでは具体的には何が変わった?

1つ目:視野が広がったこと

一番大きいところですね。これが得られただけでも業務上大きなアドバンテージになっていると思います。特に次のことが挙げられます。

会社の業務の流れがわかるようになった。

業務流れというより、会社としてのプロジェクトマネジメント業務の流れがわかるようになったというところですね。PMBOK風に言うと、組織体の環境要因といったところでしょうか。プロジェクトマネジメントツールです。

みなさんの会社でも、会社のプロジェクトマネジメントツールがあるはずです。PMBOKを身に付ければ、その仕組み・考え・成り立ちがよくわかるようになるのです。そりゃそうです。多分、PMBOKガイドをベースに作られているのですから。

プロマネ視点のみならず、少しだけ上の世界がわかるようになった。

プロジェクトマネージャとしての役割を学べたことももちろん大きいのですが、それだけではない事があります。プロジェクトの目的とは何か? さらに、プロジェクトマネージャを支援する組織があること(PMO)、プロジェクトを束ねてさらなる最適化をしていく役割りがあること(プログラムマネージャ)などを知ることができました。

プロジェクトのことだけを考えていては視野が狭いということですね。もっと広い目でプロジェクトを取り巻く環境や組織を見渡して行けば、問題が起きても一人で抱え込む事もなく、進めていけるでしょう。困ったら相談できますよ。

2つ目:テクニックを取得できたこと

小手先でないテクニックを学べた事も大きいと感じています。裏づけがあるテクニックです。残念ながら全部取得できたとは言いきれませんが。

PMBOKが提唱するマネジメントノウハウやツール

上げればきりがありません。段階的詳細化、ステークホルダー登録簿、などなど。知っているというだけで実際の業務で差が付けられます。いろいろな局面で使えるツールやノウハウを引き出せることが、プロジェクトマネジメントをしていく上で有利です。

プロジェクトの各場面で何をすべきかの方策を学べた

知識エリアとプロセス群の流れを身につけられたことが、実務において迷うことが少なくなったと感じています。このフェースならば、「何を行い」、「何に注意すべきか」と言ったことが頭に浮かぶようになりました。

つまり、体系的な知識を用いることで、過去の経験にて「なにがどうだったからうまくいった」、「だめだったか」のかが説明できるようになりました。

それを活かして、進行中のプロジェクトに当てはめられます。特にリスク管理において顕著です。少しですが先を見通す目が養われたと感じています。

3つ目:マインドが変わったこと

最後は、マインドですね。心構えとでもいいましょうか。特に、PMI倫理・職務規定を読むことで、精神的な部分を変革できたと考えています。知識もそうですが、精神的な部分で得るものが多いと感じました。

プロジェクトマネジメントに自信を持てるようになった

2つ目で得られたテクニックがあることで、自信を生み出せています。

繰り返しになるかもしれませんが、何事もスキル(テクニック)が必要です。そのテクニックを駆使することで、余裕が生まれ、アウトプットも質の良いものができてきます。

PMIイズムを学ぶことで業務に対する心構えが変わった

これまでは、わりとたやすいことでもめげていました。嫌だなと思う事も数えきれず。後ろ向きに考えることもしばしばでした。

PMIイズムは、PMBOKガイドやPMI倫理・職務規定を読みこめば、わかると思われがちですが、管理人はPMP模擬試験の解説から多くを得ました。

その考え方を学んだことで、少しずつですが、自分を変えているのを感じています。

学ぶだけではもったいない

学ぶだけで終わりにするのはもったいないので、ぜひとも実際の業務に当てはめてみてください。

IPAプロジェクトマネージャ試験もPMP試験も机上の空論ではありません。どのプロジェクトにも対応できるよう抽象化されていますので、自分で詳細化をおこない、実際のプロジェクトに適用してみましょう。

会社のプロセス(組織体の環境要因)で、プロジェクトマネジメントツールが指定されているところも多いですが、その背景となっている考え方をPMP試験で学べます。

それを知るだけでも、「マネジメントツールの目的」、「なぜ使うのか」がわかることでしょう(管理人もそうでした)

意味がわかれば使いこなしていけるのも時間の問題です。そうすれば自信がついてきます。失敗しにくくなると思います。

ですが、現時点では、管理人はここまでのレベルまで達していません。ちょっと妄想が入っています。

まとめ

資格取得ができたからというよりは、学習したこと自体が大きいですね。結果として資格取得ができたわけですが、それくらい本格的に取り組んで初めて、業務上に影響を与えられるではないかと感じています。

ビジネス書などを斜め読みしただけでは、なかなか手ごたえのある変化を感じられません。

資格があるからプロマネができるというわけではありません。弁護士や税理士のように資格がないと仕事ができないというわけではありませんから。

そのため、他の業界のように、「資格を取得することで、一定のスキルを担保すること」ができません。個人差がかなりある職業ではないかともいます。

これは、プロマネ資格だけではなく、プログラム言語系の資格や、テクニカルSE系の資格もおなじですよね。もっていなくても仕事はできるけど、個人差が大きいという点では。

そういう管理人も無資格状態でした。そのため個人差が大きい業界という意味では、底辺のほうにいたのでしょう。

読者のみなさんには、資格を取得して、名も実もあるプロジェクトマネージャになってもらえれば、と思います。